グリムティムvsシンフィン比較|Nudie Jeansの人気2モデルを履き比べてわかったこと
Nudie Jeansのラインナップの中でも特に人気の高い、グリムティムとシンフィン。どちらもスリムなシルエットながら、実際に並べてみると共通点よりも違いの方がずっと多い。今回は両モデルを徹底的に比較し、それぞれの特徴と、どんな人に向いているかをまとめてみます。
生地の厚さと質感
まず手に取った瞬間から違いを感じます。グリムティムの生地は厚みがあり、しっかりとした重さがある。穿き込んだときの色落ちが出やすく、ヒゲやハチノスと呼ばれるシワの色落ちが楽しみやすい。デニムをしっかり育てたいという人に向いている生地感です。 シンフィンはそれに比べると薄めで、軽やかな着心地。春夏に穿いても蒸れにくく、一年を通して使いやすい。生地が柔らかい分、体に馴染むのも早い印象があります。
ボタンフライとジップの違い
グリムティムはボタンフライを採用しています。開閉に少し手間がかかりますが、ボタンが並んだ前立ての見た目には独特の風格があります。ボタン自体も経年変化するので、デニム全体の育ちを楽しむ要素のひとつになります。 シンフィンはジップフライです。脱ぎ履きのしやすさではジップに軍配が上がります。ボタンフライのこだわりがなく、普段使いとして気軽に穿きたい人にとってはシンフィンの方がストレスがない。
股上・テーパード・ポケットの位置
股上はグリムティムの方がやや深く、ヒップ周りに余裕があります。シンフィンはやや浅めで、腰の位置が低く感じます。テーパードはグリムティムの方が穏やかで、シンフィンの方が強め。裾に向けてよりシャープに絞られているのがシンフィンです。 ポケットの位置にも違いがあります。グリムティムのバックポケットはやや高めに設定されており、ヒップラインを自然に引き上げて見せる効果があります。シンフィンはやや低め。この差が全体のシルエットの印象にも影響しています。
どちらがどんな人に向いているか
グリムティムは、デニムをじっくり育てたい人、生地感や色落ちにこだわりたい人に向いています。厚みのある生地と深めの股上は、クラシックなデニムの楽しみ方に近い。長く穿けば穿くほど表情が出てくるタイプです。 シンフィンは、シルエットのシャープさを求める人、軽くて穿きやすいデニムが欲しい人に向いています。テーパードが強い分、スニーカーやブーツとのバランスが取りやすく、スタイリングの幅も広い。 両モデルは似て非なるもの。同じブランドのスリムデニムでも、目指す方向が違います。自分がデニムに何を求めているかを軸に選ぶと、後悔しない選択ができると思います。