【モンサンミッシェルへの行き方】パリからバスで行った話、英語なしで乗り越えた方法
パリからモンサンミッシェルへはバスで行ける。英語がほぼ話せない状態で、指差しと身振りだけで乗り切った話。修道院にして監獄だった島の空気と、潮が引いた後の泥の上を歩いた感覚を、そのまま書いていく。
バスと英語の壁
パリからモンサンミッシェルへは、バスで行くことができる。この時、英語がほとんど話せない自分は、バス停で指差しと身振りだけで、どうにかその場を乗り切った。 その過程で、ふと痛感したのは「英語が話せることに越したことはない」ということ。今の世界では、英語はほぼ共通語のような存在で、コミュニケーションの土台になっている。 AIの翻訳やアプリは確かに便利だが、リアルな旅の中では、スマホをいじるだけではなく”その場”に溶け込む必要がある。ただ、実際に何度も乗り越えていくと、英語が話せないという”ハンデ”も、少しずつ”自分だけの旅の味”になっていくようにも感じた。
モンサンミッシェルの街と、予想のズレ
翌日、モンサンミッシェルへ向かった。バスはかなり離れた場所で停まり、そこから歩く必要がある。距離は短くはないが、島に向かって歩くうちにだんだん景色が開けていく。 ここに来た理由は、もともと「旅前に友達が行きたいと思っていたから」。自然な流れで、自分もその輪の中にいる形になっていた。 島に近づくにつれ、街の様子も見えてくる。観光エリアはどこも高価で、食事やお土産は驚くほど値段が跳ね上がり、普段の生活感とは程遠い。 このあたりの名物は卵料理らしいと聞くが、自分は卵アレルギーもあり、結局何も食べられない。せっかくの名物も、口には入らないまま通り過ぎることになった。 食事について:モンサンミッシェル島内の飲食店は全体的に高め。島外のシャトルバス乗り場付近にカフェやレストランがあり、そちらの方が比較的リーズナブル。アレルギーがある場合は特に注意。
修道院であり、監獄であり、城のような空間
モンサンミッシェルの中に入ると、石造りの建物が冷たい空気をまとっている。外観からでは、どちらかというと城や教会をイメージしていたが、ここは修道院であり、かつては監獄にも使われていた場所らしい。 石が軽く肌に触れるような冷たさと、高い天井と階段の陰影が混ざり合い、建物自体が「歴史の重さ」を語っているように感じる。外に目をやると、海や空の広がりも相まって、インドのタージマハルを少し彷彿するような不思議なイメージが浮かぶ。そんな場所を、ゆっくりと歩きながら感じていく。
潮が引いた後の島の散策
観光を終えると、ちょうど潮が引いている時間帯だった。島の周りの泥が乾いて、そこからずっと歩けるようになっている。 どこまでも歩けそうな感覚に駆られ、つい何気なく歩き回ってしまう。写真やガイドブックではうまく伝わらない、足で覚える”広さ”と”静けさ”が印象に残る。 潮が引いた泥の上を歩きながら、ここまで来てよかったと思えた瞬間だった。
次の行き先:ベルギーのブリュッセルへ
モンサンミッシェルを後にした旅は、次の国へと向かう。次はベルギーのブリュッセル。ここからは、またひとつ違う街並みや文化の中で、自分なりの歩き方を探していくことになる。
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