カワイイだけじゃなかった
フィレンツェは革工房が集まる街。そこで見つけた小さなシームレスコインケースは、最初はただ「かわいい」と感じた。
しかし、じっくり見ていくと、そこには革職人の技術が詰まっていた。
- 型を作る技術
- 革の性質を読む力
- 革を立体にする技術
- 切り口を整え、磨き上げる技術
小さなコインケースの中に、靴やバッグなど、革製品を作るための基本が凝縮されている。
フィレンツェ伝統工芸修行:革職人に魅せられる手作りの技
フィレンツェには、革を扱う工房が多く存在する。
そこで出会った職人の仕事は、機械的に同じ工程を繰り返すものではなかった。
- 革の状態を確認する
- その日の革に合わせて力加減を変える
- 形の変化を見ながら次の工程へ進む
- 最後まで手を止めずに仕上げる
革を知っているからこそできる、感覚的なものづくりだった。
ただ見つめるだけの面白さ
職人の手元を、ただ見つめているだけでも面白い。
革が少しずつ形を変え、角が整い、表面に艶が生まれていく。
大きな変化ではない。しかし、工程を重ねるたびに、コインケースの表情が変わっていく。
自分と向き合う
革細工は、素材だけでなく自分自身とも向き合う作業だ。
- 焦ると仕上がりに出る
- 雑に扱うと革が応えてくれない
- 見えない部分にも手を抜けない
- 同じ作業を繰り返す集中力が必要になる
手を動かしながら、自分の性格や技術の未熟さにも気づかされる。
革職人の手作りシームレスコインケース
感覚で進める論理的な作業
一見すると感覚的な作業に見えるが、実際には型・革・力加減・順番がすべてつながっている。
感覚だけでも、理屈だけでも作れない。
抜け目のない工程
小さなコインケースでも、工程には無駄がない。
- 型を作る
- 革を選ぶ
- 革を抜く
- 形を整える
- 接着や成形を行う
- 切り口を磨く
- 全体を仕上げる
ひとつの工程の精度が、次の工程に影響する。
工程ごとに変わる表情
革は、加工するたびに表情を変える。
最初は平面的だった革が、少しずつ立体になり、角が生まれ、ケースらしい形になっていく。
最後の磨き上げによって、革の質感と艶が引き出される。
まとめ
小さなシームレスコインケースは、ただかわいいだけの革小物ではなかった。
その中には、
- 型作り
- 革の見極め
- 立体成形
- 手作業の精度
- 磨き上げる技術
が詰まっている。
この小さなものを作るには、革の基本を理解していなければならない。だからこそ、これを作れる職人は、さまざまな革製品にも応用できるのだと思う。
フィレンツェの革職人に魅せられた。
カワイイダケジャナカッタデス。
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