【モロッコ・フェズ旅行記】バスターミナルで再会した日本人女性と、なりゆきでサハラ砂漠へ行くことになった話
フェズに着いた時、夜だったのもあるのか地球の広大な大地に放り出されたそんな気分だった。
ベンツなどの高級車が走っているが広大な大地にぽつぽつと建物が立っている。リフ山脈からシャウエンを経てここまで来た自分は、なんだか地球のスケールそのものを見ているような変な気分になった。 後から写真を見返すと、フェズは意外と栄えている。でも当時の記憶にはほとんど残っていない。自分の中でフェズは「次の場所への踏み台」だったからかもしれない。
EU圏で唯一の電気屋に行った
フェズで唯一やったことで覚えているのが、電気屋でPCの設定をしたことだ。 EU圏を旅していた自分にとって、電気屋があること自体が新鮮だった。言葉がわからないので交渉はしていない。なんとかジェスチャーと笑顔で乗り切った。 旅で必要なのは英語より度胸だと、この時改めて思った。
バスターミナルで、あの女の人と再会した
バスの予約場に着くと、また囲まれている女性がいた。 「ホテルは?」「ツアーは?」と現地の人たちが群がっている。その女性の顔が見えた瞬間、「あれ、シャウエンで見た人だ」となった。 シャウエンでガッツリナンパされていた日本人女性。まさかフェズで再会するとは思わなかった。 英語が流暢で、旅慣れていて、気が強そう。良い人っぽいけど少し危ない匂いもある。そういうタイプだった。 モロッコという国は、日本人女性にとって特に注意が必要な場所だと感じていた。声をかけてくる現地の人たちの目的が、純粋な親切ではないことは、旅を重ねると肌でわかるようになる。
なりゆきでサハラツアーを一緒に予約した
「一緒にサハラツアー行く?」と彼女に声をかけられた。 もちろん行く。自分はフェズでてんてこまいになっていたので、英語のやり取りは全部彼女に任せることにした。情けないけど現実はそうだ。受け入れることも旅の大事なスキルだと思っている。 気づいたら「サハラに行く」という決断が終わっていた。 値段交渉も、ツアーの内容確認も、全部彼女がやってくれた。自分はただそこにいるだけだった。英語がゼロだと、こういう場面で本当に無力になる。でもなんとかなる。それも旅だ。
フェズは踏み台だった
フェズを深く観光した記憶はほとんどない。 でも写真を見返すと、フェズは意外と面白い街だ。旧市街のメディナは世界遺産で、迷路のような路地が広がっている。次に行く機会があれば、もう少しちゃんと歩いてみたい場所だと思う。 自分にとってフェズは「サハラ砂漠への関門」だった。バスターミナルでの再会と、なりゆきのツアー予約。それだけが鮮明に残っている。 次はサハラ砂漠へ。
そんじゃーね。
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