【モロッコ・サハラ砂漠】APCジーンズが15分で乾いた砂漠と、ラクダの糞と、変な夜の話
フェズからバスで丸一日揺られて、サハラ砂漠の入り口に着いた。 「日本より暑いはず」という覚悟を持ってきたが、着いてみると思ったより涼しかった。途中には野菜の農地まであって、砂漠のイメージが少しずつ崩れていく感覚があった。砂漠って、こんなに現実的な場所なのか。 夕方から砂漠に入るツアーだった。
APCジーンズを洗ったら15分で乾いた
砂漠に入る前、APCのジーンズを水場で洗った。 干して15分も経たないうちに完全に乾いていた。それくらい乾燥している。日本では考えられない速さだ。 サハラ砂漠という過酷な環境で洗ったこのジーンズのエイジングは、別の記事で詳しく書いている。砂漠の砂と紫外線が刻んだ色落ちは、普通の穿き込みでは絶対に出せない表情になった。
砂漠は幅跳びの砂場みたいだった
いざ砂漠に入ると、足元は幅跳びの砂場みたいな感触だった。 硬くも柔らかくもない。足が少しずつ沈み込む。一面に広がる砂の景色は、想像していたものと少し違った。もっと赤くて、もっと乾いた世界を想像していたが、実際はもう少し黄色くて、どこか懐かしい感じがした。 カメラを構えると風に乗った砂がレンズにぶつかってジャリジャリ音がする。この旅でカメラが壊れたのもここが原因だった。砂漠にカメラを持っていくなら覚悟が必要だ。
ラクダはウサギみたいな糞をしながら歩く
ラクダはヒトコブラクダだった。ラクダに種類があることをここで初めて知った。 背中の揺れ方はリズム感があって、長距離移動の乗り物だと自然に納得できた。でも乗り心地は決して快適ではない。慣れない体勢で揺られ続けると、じわじわと体に来る。 そして、ラクダは歩くたびにウサギみたいな小さな糞を落としていく。砂漠はラクダの糞まみれだった。糞転がしもたくさんいた。 ロマンチックな砂漠のイメージは、この時点でかなり崩れていた。
遊牧民の小屋に泊まった
夜は遊牧民の小屋のようなところに泊まった。 砂漠の夜は思ったより寒かった。日中との寒暖差が激しく、防寒の準備をしていなかった自分はかなりきつかった。砂漠に行くなら防寒具は必須だ。 早朝はさらに寒かった。砂漠の朝日は美しかったが、それ以上に寒さが印象に残っている。
キャンプファイアと、変な夜
夜はキャンプファイアが揺らめき、星が空いっぱいに広がっていた。 みんなでシーシャを吸いながら、砂漠の夜を過ごした。煙が風に乗って、砂漠の乾いた空気の中に溶けていく。 一緒に来た女の子は、案内人に「あそこから流れ星が見えるよ」と誘われて、夜の砂漠に連れ出されていった。 変な気分だった。 砂漠の広さと、人間のやることは、いつも同じだなと思った。それだけだ。
そんじゃーね。
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