【ブライドルレザー財布自作】プエブロとの違いと、夏場の制作で気づいた硬さの扱い方

【ブライドルレザー財布自作】プエブロとの違いと、夏場の制作で気づいた硬さの扱い方

ブライドルレザーでラウンド財布を作った 以前プエブロレザーで作った小型ラウンド財布のブライドルレザー版を作った。 同じ型紙、同じ構造。でも革が変わると全然別物になる。それがレザークラフトの面白さだと思っている。

ブライドルレザーとは

ブライドルレザーはイギリス発祥の革だ。馬具に使われていた革で、ロウを何度も塗り込んで仕上げる。 表面にブルームと呼ばれる白い粉が浮き出るのが特徴だが、今回使った個体はブルームが少なめだった。革によって個体差がある。

触った印象は「固くて仕上がっている」

最初に触った印象は固さだ。 ヌメ革やプエブロと比べると明らかに硬い。でもその硬さが丈夫さに直結している。使い込んでも型崩れしにくく、財布として長く使える安心感がある。 もう一つ感じたのは、表面がすでに仕上がっているということだ。ロウが染み込んでいるので、追加でオイルやクリームを入れる必要をほとんど感じなかった。手入れが面倒な人には向いている革だと思う。

夏場の制作は難しかった

制作したのが夏場だった。これが思った以上にきつかった。 室内でも気温が高いと革が乾燥して、余計に硬くなる。プエブロは比較的柔軟性があるので扱いやすかったが、ブライドルは元から硬い上に夏の乾燥が重なって、縫い合わせる時に力が必要だった。 ラウンド財布は曲線が多いので、硬い革を曲げながら縫うのが一番の難所だ。レーシングポニーで固定しながら、ゆっくり進めた。 冬場か春秋に作る方が革が扱いやすいと思う。

プエブロ版との違い

プエブロは最初から柔らかく、手に馴染むのが早い。エイジングで色が深くなり劇的な変化を楽しめる。 ブライドルは最初から仕上がった印象があり、変化はゆっくりだ。でもその分、最初から完成度が高い見た目になる。 どちらが良いかは好みの問題だ。育てる楽しさを求めるならプエブロ、最初から使える完成度を求めるならブライドルだと思う。

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まとめ

ブライドルレザーのラウンド財布は、固くて丈夫で手入れが楽な財布だ。 夏場の制作は革の硬さが増して難しかったが、完成した財布の質感は満足している。ブルームが少ない個体だったので派手な見た目の変化はないが、使い込むほどにロウが馴染んでいく変化は楽しめる。 同じ型紙でも革が変わると全然違う財布になる。それがレザークラフトの面白さだ。 そんじゃーね。

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